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第38回番組審議委員会議事録
日時:平成24年3月21日13時30分
場所:富士市民活動センター(富士市吉原2丁目10番20号)
 
審議会委員の出席
1.委員総数14名
2.出席委員数10人
3.出席委員の氏名
鈴木道雄 委員長、和久田恵子 副委員長、小岱亜季 委員、安藤滋 委員、望月勝己 委員、遠藤二郎 委員、佐野勝英 委員、小澤美幸 委員、稲葉美津恵 委員、木村恭代 委員(順不同)
 
4.放送事業者出席者名
小沢教司 常務取締役、酒谷良明 編成部長
 
鈴木委員長あいさつ
今回も忌憚のないご意見をお聞かせいただきたいと思います。宜しくお願いいたします。
 
小沢常務あいさつ
お疲れ様です。今年第二回目の審議委員会、初めてご参加の方も宜しくお願いいたします。本日は、番組審議の後、コミュニティエフエムが宗教のコマーシャルを放送する件について、皆さんのご意見を伺いたいと思います。
先日、コミュニティエフエム各社の会合の席で、総務省から「最近ラジオ局としてコミュニティエフエム放送が宗教のコマーシャルを放送しているというが、いかがなものなのか」という意見が出たという話になりました。そこで、番組審議委員会で話し合い、議事録として総務省へ届けて欲しいという依頼がありました。宗教とラジオ局との線引きは非常に難しいが、不況で多くのラジオ局の広告収入が減っている中、放送せざるを得ないという現状も聞く。皆さんからの率直なご意見をぜひ寄せていただきたい。
 
5.前回の報告
第37回番組審議委員会 議事確認
 
6.番組審議
・テーマ:東日本大震災から学ぶ防災特別番組「東日本 希望と うたと」
放送日時:平成24年3月11日(日)15:00〜16:00
 
・番組編成制作方針、説明
(酒谷部長が説明)
東日本大震災から一年ということで特番として放送。コミュニティエフエムの共同取材番組。大阪のエフエムもりぐちが制作。被災者へのインタビューと、被災者の心に響いた歌とを交えて放送した。
(番組を聴取)
市の担当者などによる介護講座等情報コーナー、旬の野菜を使った介護食の紹介、介護川柳、片足立ち運動のPRなど。
 
■質疑応答
鈴木委員長:皆さんのご意見をお願いいたします。共同取材は何社が行ったのですか?
酒谷:災害エフエムのスタッフが行っていたり、エフエムもりぐちのスタッフが行ったようです。
鈴木委員長:3/11はどこのエフエムも同じように東日本大震災を特集していた。それぞれ共同取材で、現地からの声を拾っていた。その中で、ラジオエフから「ふるさと」の歌が流れたのが、非常によかったと思った。聞いていて心に響いた。
和久田委員:あの日は黙祷があって、その後に放送が始まったと記憶している。一年目ということが意識させられた。富士市的なものとして盛り込まれた放送は他にありませんか?
酒谷:単独で作られた番組はありませんが、自主制作番組の中の話としては盛り込んだ。
和久田委員:現地の方の声を聞けるのはいい機会だと思った。ではそこで、この地元富士市として、教訓をどう生かすのか、もう一つ踏み込んだ内容があってもよかったのではないかと思った。しかし、被災地に行っても思ったが、歌は非常に心に響くというのを、改めて実感しました。ですので、歌を交えた構成は非常によかった。
酒谷:なかなか局としては特別に番組を作ることができず申し訳なかったが、機会があれば作ってゆきたい。
安藤委員:再放送はないのですか?
酒谷:現状ではありません。
安藤委員:先ほどのインタビューで女性が「震災を忘れないでほしい」という意見があったので、再放送をぜひご検討していただきたい。
酒谷:相談してご検討させていただきます。
安藤委員:放送は3.11に限らなくてもよいと思います。9.1でもよいと思います。記憶が薄くならないほうがいいと思います。
鈴木委員長:忘れさせないために、随時ラジオエフで歌などで伝えていくことができればと思います。
酒谷:各ディレクターが震災についての内容を盛り込んでいます。毎週日曜日に被災地コミュニティエフエム支援番組「声の便り」という一時間番組を放送しており、何かの折には放送していきたいと考えています。
和久田委員:災害エフエムはどのくらいの間に立ち上がったのですか
小沢:二ヶ月ほどの間に立ち上がったそうです。また、既存のコミュニティエフエムも緊急災害放送に切り替えて放送しました。
酒谷:総務省の話では電話で申し込めば、すぐに立ち上がるとのことでした。しかし、放送機材が揃わなければ難しいでしょう。
和久田委員:災害に対する心がけを常に持ち、非常時に放送できるよう準備しておいていただきたい。
小沢:もともと阪神淡路大震災の際にコミュニティエフエム放送の役割がクローズアップされた。経営的に厳しいエフエムが多いが、その役割は大きい。
酒谷:臨時災害局、緊急災害局になると20ワットから50ワットに出力を上げてもよいとされている。その際、臨時災害局は富士市役所に開設される予定ですが、現状では富士宮市へ対応が十分とは言えない。(もともと臨時災害局は一市町単位で対応するもの)予算等の問題もあり、富士宮市に関しては今後十分な検討が必要だと考えられる。
和久田委員:この番組は現地では放送されているのか。
酒谷:現地でのインタビューを各局が番組に生かせるよう配信されている素材となっています。各局での対応となります。
小澤委員:こうした番組が放送されているのはどのように皆さんに伝えているのか。
酒谷:告知は「インフォメーションエフ」で伝えている。
小澤委員:よい番組だったので、もっと大勢の方に聞いていただきたいと思った。私はラジオエフで様々な情報を得ることで、得しているなと思うときがたくさんある。もっと皆さんに聴いていただけたらと思います。
鈴木委員長:この災害を忘れないで欲しいという内容を随時放送できないか。
酒谷:JCBAのスポットCMとして常時放送しています。
和久田委員:同じパターンで流せばピンとくる人が多いと思う。CMは効果があると思う。
鈴木委員長:再放送も結構ですが、たまに新しい形で(東日本大震災について)放送していただければいいと思います。
酒谷:東日本大震災を受け、東海地震に備えてこの地域がどうすべきなのか、問題点は何なのか。機会があればぜひ取り組みたいと思います。
鈴木委員長:我が家ではラジオエフが入りにくいので聞いてラジオエフだとわかる何かを時々盛りこんでほしい。
酒谷:自主制作番組には合間にジングルを交えている。
小沢:分かりにくいときは確かにあります。
鈴木委員長:番組と番組の切り替え時にインストだけになって不安だった。
酒谷:特番からJ-WAVEへの切り替えの対応です。
小岱委員:この地域で大震災が発生した際どこへ避難すればよいのか、自分たちは会社などで時々話し合っているが、ラジオでもぜひ放送していただきたい。
酒谷:勿論その通りですが、東日本大震災ではマニュアル通りに逃げたが、亡くなられた方も大勢いる。避難所を告げても確実かどうか、難しいところでもある。よって「自分の命は自分で守る」を念頭に、『常日頃から避難場所を考えていただきたい』としかお伝えできない。ここへ逃げなさい、あそこへ逃げなさいとは一概に伝えられないのが現状です。
小澤委員:震災では防災庁舎に逃げたが津波に遭われた方もいると聞いた。
和久田委員:そこへ行ったから必ず助かるとははっきりといえないと思う。皆さんの地域で避難先を話し合っていくことを、ラジオで促すほうが正しいと思う。
木村委員:この建物(ラクロス吉原)の屋上に逃げられればよいのに。いざ大津波が来たときに、吉原高校まで逃げろと言われても遠すぎて無理です。もっと身近な高層施設を利用できればいいと思います。
鈴木委員長:その地域によって被害想定が変わるので、それぞれの対応が必要になる。
小澤委員:民生委員さんが亡くなられた理由の中に、お年寄りを助けようとしていた方が非常に多いと聞いた。普段からの声かけ、訓練は必要です。
木村委員:炊き出しや消火訓練のほかに、避難所へ逃げる方法や手順を実際にやったほうがいいですね。
和久田委員:ラジオで(避難に関する)地域での話し合いをした結果を伝えてあげるのはいいかもしれないですね。ここではこんな話し合いがありました、ということであれば、伝えられる。
鈴木委員長:津波の避難用の建物が鈴川台地の低い地域に作られているので不安。自分は知らなかったので、地元でも知らない方も多いのでは。
酒谷:番組審議は以上で終わりにいたします。ありがとうございました。
 
【コミュニティエフエムにおける宗教番組の放送、CMの扱いについての審議】
資料:民放連の放送基準
酒谷:テレビ局勤務時の経験からお話すると、政教分離の観点などから、新聞やテレビも宗教に関しては非常に神経質になっている。宗教は個人的な信仰である、との考えから、慎重である現状をお伝えしたい。
鈴木委員長:(民放連放送基準の)39条、40条は実際に抵触することがあるのですか。
酒谷:宗教を信じる自由と、信じない自由もある。インターネットでは宗教を公共の電波で流すとは何ごとかという意見が圧倒的に多い。宗教団体が持ち込んでくる番組は当たり前の倫理観に基づいた、心に訴えかける番組が多いものだが、最終目的は布教活動ではないかと思われます。ひとつの宗派を限定したものはいかがなものか、という問題は延々と続いている。
小沢:最終的な放送の判断は各局に委ねられております。
安藤委員:ラジオエフらしさがなくなってしまったらおしまいだなと感じます。
和久田委員:宗教法人からの広告収入が大きな収入源になっている局も多いのでしょう。しかし、宗教がらみのCMなどは聞いていると違和感を感じる場合も多いですね。ところで、宗教の番組とお寺の行事の放送とは別ですよね。
酒谷:例えば、この地元では毘沙門天大祭などのお知らせはお伝えしています。イベントは風物詩的な扱いとして区別して放送しています。
小岱委員:同じく広告収入で運営している富士ニュースでは、内容が読者へ押し付ける内容でなければよいというスタンス。広告収入で成り立っている同じ立場として一概に「だめだ」と言えない。
佐野委員:これまでに問い合わせは?
酒谷:ある宗教団体から、別名義で問い合わせがあったことはあります。
佐野委員:どうしましたか。
酒谷:その際は受けておりません。
佐野委員:いろんな形で入りこんでくると思います。しかし宗教法人とは国が許可した活動ですよね。その中でラジオエフが独自のガイドラインを作るべきではないのですか。
酒谷:放送基準の中でガイドラインをしっかりとうたえばよいのですが、経営的な問題があったり、民法連でさえ否定していないことを、こちらが否定していいのでしょうかという考えもあります。
佐野委員:そのつど話し合いをしたほうがいいのでしょう。
酒谷:膨大な量になりかねません。過去に問題があった宗教団体ということを聞いていれば、お断りするケースもあります。ただ、リスナーの皆さんに「どうして放送するのか」と問われた時に、明確な答えがなければなりません。最終的には局の判断です。現状では、地方局に行けば行くほど大きな宗教法人のCMが多いし、キー局は少なくても、いずれ放送せざるを得なくなる可能性もあります。抗えきれないでしょう。
鈴木委員長:放送基準に抵触しなければ問題ないだろう
酒谷:ひとつ取り入れれば、別の団体も断りきれなくなる可能性がある。理由付けが難しいところです。
望月委員:内容が大切でしょうね。
酒谷:今回は、皆さんの意見を伺いたいというものですので、放送すべきかどうか結論は出さなくても結構です。
佐野委員:宗教法人は国や県に認められた団体ですよね。
酒谷:宗教法人法に基づいて認定された団体です。
遠藤委員:原則としてやらないという方向でよいではないですか。
小沢:今のところ、放送することは考えておりません。
和久田委員:線引きは必要ですよね。
小沢:財産をすべてなくしてしまったというトラブルを抱えた宗教団体が最も問題視されています。その団体との線引きがデリケートです。
遠藤委員:現時点では基準の通りに進めていく方向でよいのでは。
酒谷:認識の平準化ができていればしっかりとした対応ができるのですが、今は各局で判断している状況。NPO法人が運営している放送局は一定の団体のために放送しているケースもあり、批判されている。
稲葉委員:大きな基準があって、それに添ってゆけばと思う。今のところそのまま運営できればそれでいいのでは。
酒谷:「放送しないとは何事か」という強い意見は今のところ聞かれないので、問題はありません。例えばNHKは宗派関係なく宗教の時間の枠を設けている。民放はこちらから枠を作らない限り、どこか特定の宗教の番組になりかねない。今回伺ったご意見では、やってもいいのでは、というお話はなく、静観していけばというご意見が多かった。できるだけリスナーの皆さんが不信に思わない放送を心がけたい。今後もよろしくご指導をお願いいたします。
 
7.一般審議
遠藤委員:東日本大震災で防災意識が高まったが、まだ節目ではない。被災地を応援できる番組、防災意識を高める放送を今後も続けていってほしい。また、地震の際、停電の中どのように放送されるのかを聞きたい。
酒谷:アンテナは無停電装置(バッテリーがついている)ので、停電後、何時間かは持つようになっている。スタジオは自家発電装置を備えています。
遠藤委員:先ほどのお話では緊急災害時に富士宮市での放送設備がまだ十分でないと聞いた。富士市、富士宮市と分けずに、同じ地域として地域特性として扱い、放送も同じように届けていただきたい。
小岱委員:携帯電話でもラジエフは聞けますか。
遠藤:現在インターネットでの配信は行っておりませんが、お手持ちの携帯電話がエフエム携帯であれば、通常のラジオと同様に聞けます。その際、イヤホンが必要となったり、機種によります。
酒谷:現在、JCBAでインターネットで聞ける方向で(著作権の問題等クリアして)という動きはあります。いずれスマートフォンでも聞けるようになるでしょう。
 
8.終わりの言葉
小沢:貴重なご意見をありがとうございました。配布させていただいた新しい番組表をぜひご覧下さい。
 
・次回第39回開催について
2012年5月16日(水) 13時半〜 富士市民活動センター
 
・本審議委員会の議事録をホームページに掲載。
 
 
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