㈱コーチョーのSDGs 2020年10月5日OA

経営戦略部 部長 渡邉邦彦さん

会社のプロフィールをお願いします。

1963年の12月に操業を開始しました。創業当初は女性用の生理用ナプキンを製造販売しておりました。その後、大人用の紙おむつ、ベビー用の紙おむつなどの製造をスタートし、現在ではベッドのトイレタリー用品の製造販売をしています。また、地域での福祉事業も行なっております。

持続可能な未来づくりに貢献する事業内容があるとのことですが。

2020年今年の8月にFSC認証を取得致しました。FSCは森林の保全を図るために、適切に管理された森林や環境に配慮された木材の適切な製造加工流通過程の管理を証明する国際的な認証制度です。ペットシーツに対してFSC認証のロゴマークつける予定で、今後の製品化に向けて今準備をしているところです

ペットシーツを製造する上で最も重要な素材の一つが綿状パルプです。綿状パルプは北米に生息する繊維の長い針葉樹から作られるもので、優れた吸水機能があります。

消費者の方にインタビューをすると、足が濡れず長時間使用できるというのが、ペットシーツを選ぶ大きな理由になっているそうです。そのため綿状パルプは重要で、今後持続可能な製品づくりをしていくためにも必要な認証取得だという風に思っています。

SDGsには17の目標が設定されています。事業はどれに該当するとお考えでしょうか?

例えば6番の安全な水とトイレを世界中にとか、あるいは12番の陸の豊かさを守ろうだとか、15番のつくる責任つかう責任など、いくつか該当すると思います。

コーチョーさんはFSCに関連する商品開発以外の取り組みを様々な行っているとか。

2017年3月に富士市と包括連携協定を締結いたしました。持続的な地域の発展活性化を目指して双方の資源を有効に活用することを目的にしています。

特に、地域の安全安心の確保、高齢者や障害のある方への支援に関すること、シティプロモーションに関すること、市民の生活の向上や環境の保全に関すること、そして文化芸術スポーツの振興に関すること言うことで取り組みをさせて頂いております。

例えば、静岡県立富士特別支援学校富士宮分校さんの産業現場における実習、障害者スポーツ振興として台湾における知的障害生徒のためのサッカー教室、妊産婦の死亡削減に対するホワイトリボンランなどがあります。その他、ラジオ F さんとNPO 法人楽しいことやら座さんの、災害用のトイレに協力しています。弊社のペットシーツの規格外品を無償提供させて頂いて、楽しいことやら座さんで梱包して、ラジオエフさんが販売をしています。売り上げの一部が富士市の防災行政に使われているというふうに聞いております。

台湾での知的障害生徒のためのサッカー教室は、具体的にどのような事業ですか?

日本スポーツ振興センターが事務局を担っているスポーツフォートゥモローの趣旨に賛同して行っているもので、昨年で3回目を迎えました。今年で4回目の予定だったんですがコロナの影響もあって中止になってしまいました。

台湾の大学生が地域の知的障害の生徒の方たちにスポーツを教えるというプログラムになっています。大学生は、卒業後、全国に散らばりますので、この活動が台湾全土に広がっていけばいいなと思っています。最終的にはそこで知的障害のサッカーが普及をして、ある程度チームができたら、富士・富士宮地域にいらしていただいて、この地域の子どもたちと交流をするなど、国際交流ができればいいなと思っています。

スポーツを通じた交流ですか?

地域スポーツ振興という点では、2019年の2月に発足した富士富士宮地区のエスパルス地域事業応援団にも参画しています。地域の企業がエスパルスと協働して、地域の子供たちにスポーツを提供するというものです。

プロを目指す子の応援だけでなく、プロになれなくても、この地域に帰ってきて、我々賛同企業あるいはそうでない企業に興味を持ってもらって、この地域の未来を作ってほしいという気持ちもあります。

子どもたちの育ちを応援しているんですね。

その親も応援したいという思いがあります。公益財団法人ジョイセフさんが行っているホワイトランのイベントの富士市拠点の運営を応援しています。目的は3つありまして、一つは世界の妊産婦死亡削減、二つ目は参加者の心身の健康増進、三つ目がSDGsの理解促進と活性です。

後半で伺った様々な活動もSDGs持続可能な世界への取り組みに貢献なさっていますね。

SDGsのゴールに照らし合わせると、3、4、5、11あたりが該当すると思います。「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育」「ジェンダー平等」「住み続けられるまちづくり」というところを我々の社会貢献活動を通じ達成していきたいなと思っています。

どのような未来をこれから作りたいとお考えでしょうか

ものづくりを通じて地域の魅力を発信していければなというふうに考えております。

私は元々スポーツの仕事をしておりまして、スポーツはそれ自体で言語がなくとも交流ができるユニバーサルランゲージだというふうに感じています。海外の展示会等に出展することがあるんですが、スポーツと同じく、製品そのものを通じて他国の人が我々の国や地域のことを知ろうとしてくれると感じます。さらに、商品のクオリティが高ければその地域に行ってみたいなと思ってくれるのではないかと思います。スポーツのユニバーサルランゲージじゃないですけども我々は真面目にものづくりをして、この地域を発信していく一助になれればなというふうに考えています。

(インタビュー 2020年10月5日)

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